「しっかり寝ているのに、どうしてこんなに体が重いんだろう?」
その疲れの原因は、もしかしたらあなたの日中の過ごし方にあるかもしれません。睡眠だけでなく、起きている時間に無意識に続けている行動が、脳や自律神経に負担をかけ、「疲労回復モード」への切り替えを妨げています。
今日から意識して変えられる、日常の悪習慣と改善習慣をチェックしましょう。
1. 休憩時間に「スマホで情報収集」をしている
仕事や家事の合間に、脳を休ませるための休憩時間。そこで何をしていますか?
- 悪影響: 休憩中にスマホでSNSやニュース、動画などを見ると、脳は新たな情報を処理し続け、「脳疲労」が解消されません。また、画面の光は覚醒作用を強め、昼夜問わず自律神経を緊張状態に保ってしまいます。
2. 姿勢が悪く、長時間「同じ体勢」でいる
デスクワークや家事、スマホ操作などで、長時間猫背や前傾姿勢になっていませんか?
- 悪影響: 同じ姿勢を続けると、特定の筋肉が凝り固まり、血行不良を招きます。これにより、疲労物質や老廃物が排出されにくくなり、体の重さやだるさとして残ります。これは「体疲労」が溜まる大きな原因です。
3. 喉の渇きを感じてから「一気に水分を摂る」
コーヒーやジュースではなく、純粋な水を「こまめに」飲む習慣がありますか?
- 悪影響: 水分不足は血流を悪化させ、疲労物質の運搬や排出を妨げます。また、糖分の多い清涼飲料水やコーヒーばかりを飲むと、かえって体内の水分バランスが崩れやすくなり、脱水気味になることもあります。
4. 予定を詰め込み「常にマルチタスク」で過ごしている
常に「あれもこれも」と、複数のタスクを同時にこなそうとしていませんか?
- 悪影響: マルチタスクは脳に過剰な負担をかけ、脳疲労を加速させます。一つひとつのタスクに集中できず、パフォーマンスが低下するだけでなく、常に脳がフル回転しているため、夜になってもリラックスしにくくなります。
5. 「朝食を抜く」ことが多い
ダイエットや時間がないことを理由に、朝食を抜いていませんか?
- 悪影響: 朝食は、体内時計をリセットするための重要なスイッチです。これを抜くと、一日の活動リズムが崩れ、夜の入眠にも悪影響が出ます。また、エネルギー不足で日中の集中力が続かず、体は常に疲労しやすい状態になります。
コメント