「夏の疲れがなかなか取れない…」「最近、体重が増えた気がする…」
もしあなたがそう感じているなら、それは夏の睡眠不足が原因かもしれません。
寝苦しい夜が続き、睡眠の質が下がると、私たちの体と心にはさまざまな悪影響が現れます。実は、この睡眠不足がダイエットの成功を大きく左右することをご存知ですか?
今回は、夏の睡眠不足がなぜダイエットの妨げになるのか、そのメカニズムと今日からできる簡単な対策をご紹介します。
1. 食欲をコントロールするホルモンのバランスが崩れる
睡眠不足になると、「グレリン」と「レプチン」という2つの食欲をコントロールするホルモンのバランスが崩れます。
- グレリン(食欲増進ホルモン): 睡眠不足になると分泌が増加し、「もっと食べたい!」という欲求を強めます。
- レプチン(食欲抑制ホルモン): 睡眠不足になると分泌が減少し、満腹感を感じにくくさせます。
つまり、睡眠不足になると、食欲が増して満腹感を感じにくくなるため、いつもより多く食べてしまいがちになります。
2. 基礎代謝が低下し、脂肪が燃えにくくなる
睡眠中には、日中の活動でダメージを受けた細胞を修復したり、体を健康に保つためのさまざまな働きが行われています。睡眠が不足すると、これらの働きが不十分になり、基礎代謝が低下してしまいます。
基礎代謝とは、私たちが生きるために最低限必要なエネルギーのこと。この基礎代謝が下がると、消費カロリーが減り、脂肪が燃えにくい「太りやすい体」になってしまうのです。
3. 運動の効果を最大限に引き出せなくなる
「ダイエットのために運動を頑張っているのに、なかなか成果が出ない…」という方は、睡眠不足が原因かもしれません。
睡眠中には、成長ホルモンが分泌され、筋肉の修復や成長が促されます。睡眠時間が不足すると、この成長ホルモンの分泌が減少し、せっかくのトレーニング効果が半減してしまう可能性があります。
また、疲れが取れない状態で運動をすると、集中力が続かず怪我につながるリスクも高まります。
質の良い睡眠で、効率的なダイエットを
このように、睡眠はダイエットと密接に関わっています。質の良い睡眠をとることは、食事や運動と同じくらい重要です。
「でも、どうすれば質の良い睡眠がとれるの?」と感じた方もご安心ください。
当ジムでは、お客様一人ひとりの生活習慣や体質に合わせたトレーニングと食事指導に加え、自律神経を整えるためのストレッチや呼吸法などもアドバイスしています。
夏の疲れや睡眠不足でお悩みの方は、ぜひ一度、無料カウンセリングにお越しください。専門のトレーナーが、あなたの健康とダイエットをサポートします。
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