気温も湿度もぐんぐん上がり、外に出るのもしんどく感じる季節がやってきました。
毎年この時期になると増えてくるのが「熱中症」。でも実は、日ごろから体力や暑さへの耐性を高めておくことで、熱中症のリスクはぐっと減らせるんです。
今回は、夏バテ・熱中症に負けない体をつくるための運動や活動をご紹介します!
■ なぜ体力があると熱中症になりにくいの?
体力がある人は、
- 発汗機能や体温調節能力が高く
- 暑さへの耐性(暑熱順化)が早くつきやすい
- 血流や心肺機能が良好なため、体内の熱をスムーズに逃がせる
という特徴があります。
つまり、普段からの軽い運動が“暑さに強い体”をつくるカギになるんです。
■ 体力をつけるためのおすすめ運動
① 朝・夕のウォーキング(20〜30分)
日中の猛暑を避け、比較的涼しい時間帯に歩くことで無理なく心肺機能を鍛えられます。
週3回からでもOK。汗をかくことで体温調節の機能も向上します。
② 自宅でできる軽めの筋トレ
スクワット、プランク、腕立て伏せなど自重トレーニングを組み合わせて週2〜3回。
筋力がつくと疲れにくくなり、熱中症予防にも効果的です。
③ ストレッチ+深呼吸
血流を促し、自律神経のバランスも整います。
冷房で硬くなりがちな身体をやさしくほぐし、代謝アップにもつながります。
■ 運動以外の「体力アップ」習慣
- 朝食をしっかり食べる
特に夏は冷たい飲み物で胃腸が弱りやすいため、エネルギー源をしっかり補給しましょう。 - こまめな水分&塩分補給
運動時だけでなく日常でも習慣にすることで、体が水分を保持しやすくなります。 - 睡眠の質を高める
睡眠不足は体力の回復を妨げ、熱中症のリスクを上げます。エアコンや冷感寝具を上手に使って快眠を。
■ 最後に
体力づくりは“習慣化”がカギ。
夏本番に備えて、今からコツコツ「暑さに負けない体」を準備しておくことで、日常生活も快適になります。
無理のない範囲で始めて、今年の夏も元気に乗り越えましょう!
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